レポート

居ながらの改修工事で、工事中約2年の賃貸収入を維持
名古屋伊藤忠ビル(オリックス不動産投資法人)

テナント移転ステップ図 Plan for relocating tenants
●各テナントへヒアリングを実施し、移転・仮移転、事務所拡張、縮小等の要望事項を整理。 
●移転ステップ図を作成して最適な移転フローを決定。     

築23年、延べ面積17,800㎡のこのテナントビルは、REIT の保有資産であり、運用安定のためにバリューアッブ改修を行いました。「将来にわたり安定的な収益が期待できる資産として、REIT のコアとなるビルとする」を、プロジェクトのゴールとし、空調の個別化、天井高の拡張、共用部のアメニティの向上、20年前の外観デザインの刷新、という4 つの改修方針を基に計画しました。外装工事は既存PC板とサッシを残して、その上にカーテンウォールを張るという方式を採用し、除却費の最小化を図りました。
内装工事では、空室を上層階の1フロアに集約させ、空きフロアを改修しては、テナント(合計33社)に下階から上階へと順次移動していただく、居ながら工事とし、約2年の工期中の賃貸収入が途絶えないようにしました。また、工事を適切に分け、 自由競争による価格の透明化を図り、工事費の最小化に努めました。完了後は、新築と同じグレードのオフィスビルに生まれ変わり、当初定めたゴールに到達できました。

坂原祐樹・長谷川久乃
(日建設計コンストラクション・マネジメント)

移転の基本ステップ
Basic plan for the moving process

▲外観改修前

▲外観改修後

▲オフィス改修前

▲オフィス改修後

*出典はプロジェクトマネジメントの現場 日建設計 2007年4月— FACT-NIKKEN SEKKE こちら(PDF957KB) 。
(III-D-001)
        
¶:写真撮影 エスエス名古屋/イラスト 太田徹也

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