Public Space(抜粋版)
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杓子定規に考えると、公園、道路、公共施設などがパブリックスペースに当たります。少し視点を広げると、自由に色々な人が出入りできるギャラリーや、ホテルのエントランスもパブリックスペースではないでしょうか。色々な人が出入りしている、というと駅や電車の中もそうです。こうして考えていくと、あらゆる場所がパブリックスペースになる素質を備えているのかもしれません。そして、そんな風にあらゆる場所をとらえなおしていくことこそが大切ではないかと私たちは考えています。あらゆる場所がパブリックスペースになりうる。とても曖昧ですが、これが「パブリックスペース」ってどこのこと? という問いに対する私たちの考えです。あらゆる場所がパブリックスペースになりえます。5
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