緑の環境価値を評価・可視化するみどりのものさし
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温室効果ガス(CO2)を固定する緑地の減少や開発行為に伴う温室効果ガスの排出が温暖化の要因の一つとなっている。公開空地、建物、街路などで豊かな緑環境を育てることで都市全体で植物の成長による炭素固定を増加させる。地場産材や木材利用によって温室効果ガスを削減する。コンクリートやアスファルトなどの不浸透面で地面が覆われた事により浸透機能が低下する。ゆえに、雨天時に流出する雨水が増え、下水道では排水しきれなくなり冠水しやすくなる。レインガーデンの導入などによる二次製品削減、災害の減少、土中の生態系保全や植栽の蒸発散量の増加により微気候改善にも寄与する。レインガーデン、透水性舗装、植栽帯等による浸透機能向上により、雨水流出を抑制し、下水道の負担を軽減する。94.「5つのものさし」から捉えたこれからの都市のビジョンBeforeAfter温室効果ガスの削減温暖化雨水流出の抑制雨水流出の増加

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