緑の環境価値を評価・可視化するみどりのものさし
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(℃)5043215引用: 1908, 1931, 1967年地図: 今昔マップ on the web_時系列地形図閲覧サイト_埼玉大学教育学部 谷謙二(人文地理学研究室)   2024年地図 : 国土地理院 https://maps.gsi.go.jp/#15/34.704982/135.493312/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1&d=m-1195020002015205021001850~1900年を基準とした世界平均気温の変化SSP5-8.5温室効果ガス排出が非常に多いシナリオSSP1-1.9温室効果ガス排出が非常に少ないシナリオIPCC第6次評価報告書第1作業部会報告書|気候変動2021:自然科学的根拠SSP5-8.5SSP3-7.0SSP2-4.5SSP1-2.6SSP1-1.9(年)Carbon Neutrality by 20502020年から運用開始した気候変動問題に関する国際的な枠組み「パリ協定」では、「今世紀後半のカーボンニュートラルを実現」するために排出削減に取り組むことを目的とするとされています。これにくわえて、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の「IPCC1.5度特別報告書」によると、産業革命以降の温度上昇を1.5度以内に抑えるという努力目標(1.5度努力目標)を達成するためには、2050年までのカーボンニュートラルが必要という報告がされています。こうした背景にくわえて、各国の野心的な目標の引き上げなどの気運もますます高まっており、「2050年のカーボンニュートラル実現」を目指す動きが国際的に広まっています。土地の歴史を見ると、グラングリーン大阪周辺にも淀川と共に身近な緑の空間が残されていました。都市化が進み、身近な緑は失われていきましたが、現在世界的な取り組みとして地球規模で進行している環境問題を食い止めようとする動きが年々活発化し、緑の重要性が見直され始めています。2.経済発展に伴う緑の喪失と世界の動き経済発展に伴う緑の消失時代変遷(グラングリーン大阪周辺)19081931Greenery Lost with Economic Growth

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