緑の環境価値を評価・可視化するみどりのものさし
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2021年G7サミットでの国際約束である「30by30」とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(Nature Positive)というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。環境省では2021年8月に30by30目標の国内達成に向けた基本コンセプトを公表し、このための行程と具体策を示すロードマップを策定しました。30by30目標達成のための主要施策として、国立公園等の保護地域の拡張と管理の質の向上や、保護地域以外で生物多様性保全に資する地域(OECM:Other Effective area-based Conservation Measures)の設定・管理、生物多様性の重要性や保全活動の効果の「見える化」等が盛り込まれています。202120222023OECMを国が認定する仕組みを検討30by30ロードマップ公表、COP15第二部開催予定少なくとも100地域以上で認定6203030 by 3020271967

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