©7生産性の向上QOLの向上交流促進によるイノベーション心身ともに健康的な生活コミュニティの形成温熱環境の改善温室効果ガスの固定SOCIAL社会雨水流出の抑制生物多様性の促進空気と水の浄化新規開発の誘致土地・不動産価値の向上経済活動の活発化雇用の創出都市競争力の強化ENVIRONMENTALECONOMIC経済注)上記の評価方法は今回評価において現時点での科学的知見に基づく最適な方法として選定。今後の科学の発展により新たなエビデンスや手法が確立された場合はアップデートしていく必要があります。評価項目温室効果ガスの削減イメージ概 要評価方法植物は成長の過程で温室効果ガスを吸収・固定樹木の樹種・本数・胸高直径から、樹木による年間のCO2固定量を算出緑による汚染物質の吸収・吸着により大気環境を改善樹木による年間の大気汚染物質(SO2、NO2、O3)の吸収量を推計し、大気の浄化効果を算出樹木による空気の浄化緑陰の日射遮蔽および葉からの蒸散効果により温熱環境を改善気象条件などを設定し、みどり豊かな計画と高木と水面がないシナリオ等を比較し、温熱環境の改善効果をシミュレート温熱環境の改善植栽の階層構造化、多用な生息環境の創出により生物多様性を促進衛星画像の解析による樹林地データをもとに現況とエリア開発後に予想される生態的ネットワークをBefore-Afterで可視化生物多様性の促進土壌・樹木・施設の雨水貯留・浸透機能により雨水流出を抑制計画降雨条件や平年降水量での雨水流出抑制施設の効果やみどりの大地の浸透能力を可視化雨水流出の抑制3.「5つのものさし」による緑の価値の可視化、定量化5つの環境価値緑の価値には「生産性の向上」や「コミュニティの形成」といった『社会的価値』、「土地・不動産価値の向上」や「都市競争力の強化」といった『経済的価値』があり、「みどりのものさし」ではそれらの基盤となる『環境的価値』に着目します。『環境的価値』として、「温室効果ガスの固定」「空気・水の浄化」「温熱環境の改善」「生物多様性の促進」「雨水流出の抑制」の5つの指標をもとに定量化します。緑の価値環境「みどりのものさし」評価項目及び方法の詳細について
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