NIKKEN GREEN INITIATIVE 日本語
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3 INDEX既存樹木の移植工事62ベンチはφ400~600mmのヒマラヤスギの丸太で、玉切りされた4mそのままの寸法で使用しました。自然乾燥と機械乾燥を併用し、表情があまり変わらない液体ガラスにより被覆しました。エントランスの前庭ではオブジェとして活用し、ランダムに配置されたカツラと地表を覆うビンカミノールで構成された玄関前のみどりの中に大胆に敷き並べ、その存在感を強調しました。一方、建屋内にある光庭で伐採樹木の再利用は、200mm角、400mm角に加工した同じくヒマラヤスギのブロックで凹凸をつけながら構成し、無垢の素材感が感じられる個性的な坪庭を創出しました。その結果、伐採材をブロックなどに利用することで24tの炭素が固定されました。敷地の樹木によるCO2の固定移植と伐採樹木の利用24 t-CO2伐採材利用による炭素の固定76 t-CO2 /年

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