HD現代グローバルR&Dセンター 韓国 京畿道 城南市｜2023年5月HD Hyundai Global R＆D CenterSeongnam-si, Gyeonggi-do, Republic of Korea | May, 2023事業主 : HD現代共同設計 : Heerim Architects & Planners Co., Ltd.延べ面積 : 175,751m2Client : HD HyundaiCo-architect: Heerim Architects & Planners Co., Ltd.Total floor area : 175,751 m2220中本太郎／松本博樹 Taro Nakamoto /Hiroki Matsumoto日建設計 設計監理部門 Architectural Design Department, Nikken Sekkei金 美花 Mihwa Kim日建設計 海外事業部門Global Business Department, Nikken SekkeiHD現代グループ17社の研究開発部門が集結し、約5,000人が勤務するR&Dセンターです。計画地の韓国城南市は、首都ソウルから南に30kmに位置し、冬季は厳寒、夏季は高温多湿な地域です。建物の形状を体積あたりの表面積が小さいキューブ（正立方体）とすることで、厳しい気候条件で建物が受ける熱負荷を低減すると同時に、アイコニックなデザイン性を両立させました。構造体と外観デザインを一体化したアウトフレームで、日射と季節の寒暖差をコントロールするファサードです。Around 5,000 people work in this building that brings together the R&D departments of 17 HD Hyundai Group companies. The location in the city of Seongnam, south of Seoul, South Korea, has bitterly cold winters and hot, humid summers. The easily recognizable cube design, with a low surface-area-to-volume ratio, reduces the thermal load. Integration of the exposed exoskeleton and exterior design allows for a facade that controls the amount of sunlight and mitigates seasonal temperature fluctuations.ファサードと空調で実現する快適なオフィス構造体でありファサードでもあるグリッドは、室内を無柱化して執務空間を最大化するほか、夏の日射を遮蔽しかつ冬の日射を室内に取り込む効果があります。窓には夏季の熱流入の軽減と、冬季の断熱効果が期待できる特殊な三層ガラスを採用しました。また、外部負荷による室内空調への影響を熱シミュレーションで検証し、天井部には空気を誘引するチルドビームや、韓国の伝統的なオンドルの考え方を取り入れた放射冷暖房システムを組み合わせ、空調ドラフトによる不快感のない、快適な温熱環境を実現しました。外気の寒暖差をコントロールするファサードAn Outdoor-Temperature-Mitigating Facade
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