Feaure | SPOTLIGHT12t地区のエネルギーポテンシャルを最大限活用する先導的脱炭素開発Pioneering Decarbonization Development Maximizing an Area’s Energy Potential 国家戦略特区制度による建築物地下水の採取規制の緩和を受けた日本初の大規模帯水層蓄熱1を実現しました。地下45–55mの砂礫層に、夏は冷房の熱源機器からの温排熱を蓄え冬の暖房に利用し、冬の冷排熱は夏の冷房に利用するもので、地下水位が高く砂礫層が厚い地層の特徴をそのまま活かした仕組みです。排熱の再利用によって省エネルギーになるとともに、大気への放熱が抑えられるため、ヒートアイランドの緩和にもなります。また、南北公園間の歩道部を東西に横断する下水インフラを活用した下水熱利用システム2を、公園内施設の給湯用熱源に組み込みました。 南北の両街区でコジェネレーションシステムや地域冷暖房を一括マネジメントすることで、エリア外とのエネルギーの連携や災害時のエネルギー自立が可能になりました。グラングリーン大阪全体でCO2排出量35%削減を目標としており、これは森林吸収量9,700ha（うめきた公園の約2,100倍の面積）に相当する試算です。 都市公園を含む複合開発では日本で初めて、国際的な環境性能28南街区South area 自然採光Daylight harvesting西梅田地区（地域冷暖房）West Umeda district (district heating and cooling)太陽光発電Photovoltaic power generation日射遮蔽庇Solar shading by eaves家庭用燃料電池 コージェネレーションResidential fuel-cell cogeneration systemBEMS*エリアエネルギーマネジメントArea energy managementBEMS*北街区North area 自然採光Daylight harvesting高効率熱源High efficiency central heating unit日射遮蔽／高断熱化Solar shading and enhanced insulationコージェネレーションCogeneration system小型バイオディーゼルSmall-scale biodiesel generator自然採光Daylight harvesting下水熱利用Wastewater heat recoveryバイオガス発生装置Biogas generator街区間熱融通（地域冷暖房）Inter-area thermal energy network (district heating and cooling)クールピットCool pit水蓄熱槽Water-based thermal storage tank帯水層蓄熱Aquifer thermal energy storage*BEMS (Building Energy Management System)施設全体のエネルギー使用量や各種室内環境データを一元管理・分析することで、室内環境とエネルギー性能の最適化を図ることが可能なシステムA system that allows for the centralized management and analysis of the entire facility's energy usage and various indoor environmental data, making it possible to optimize both indoor environments and energy performance.高効率熱源High efficiency central heating unit公共下水管Public sewer 地中熱利用Geothermal energy utilizationHPLED照明LED lightingHPHPHPHP環境ダイアグラム｜Environmental diagram認証制度「LEED」におけるND（近隣開発）カテゴリーのGOLD認証（プラン認証）と、主にランドスケープのサスティナビリティを評価する認証制度「SITES」のGOLD 認証（予備認証）を取得しました。「国土交通省サステナブル建築物等先導事業（省CO2先導型）」に採択。「環境省新たな手法による再エネ導入・価格低減促進事業（未利用熱を活用した設備導入支援事業）」に採択。9,700ha分の森林の吸収をうめきたでAt Umekita, Carbon Absorption of a 9,700-Hectare Forest
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