写真提供 : 日経SDGs/ESG会議在宅勤務を支援する卓上パーティション「SASAU(支ふ)」※12020年新型コロナウイルス感染拡大を契機に急激な勢いでテレワークが社会に普及しました。ワーカーは自宅で仕事をすることを余儀なくされると同時に、在宅勤務における様々な課題が浮き彫りとなりました。アクティビティデザインを⾏うNAD※2ではその課題を解決するため、家族の多様な活動を“ささえる”ツール「SASAU」シリーズを立ち上げ、緩やかに空間を仕切るパーティションをデザインしました。※1 日本コパック株式会社との共同開発です。※2 日建設計新領域開拓部門NikkenActivityDesignLab在宅勤務を支援するツール「SASAU」紹介ページhttps://www.nikken.jp/ja/nad/works/sasau.html環境建築の更なる普及のための「建築の環境価値BOOK」12の建物要素と8の環境品質に関わる国内外の論文370本以上を読み解き、建築要素別に定量的・定性的な建築の環境価値をわかりやすく整理したデジタルBOOKを作成しました。建築を専門とする学生や建築の環境価値に関心をお持ちの皆さまにもお読み頂きたく、一般公開しています。with・afterコロナ時代における新たな環境建築を生み出すためのツールです。建築の環境価値BOOK一般公開ページ https://www.nikken.jp/ja/news/news/2021_09_01_2.html日建設計「気候非常事態宣言」紹介ページhttps://www.nikken.jp/ja/insights/kiko_hijojitaisenngen.htmlNIKKEN FORUM紹介ページ https://www.nikken.jp/ja/dbook/nj202112/html5.html#page=37講師:田辺新一(早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科教授、日本建築学会会長(中央))、堀江隆一(CSRデザイン環境投資顧問代表取締役社長(右))コロナ禍を契機に、情報の共有の新たな場として、プロジェクト紹介「40秒Talk」や「見学会」をリモートで始めました。場所の制約が少ないリモート開催は関係者が沢山集まることができ、広範囲に集合知が蓄えられます。12月の1週間にデザインに関する社内イベントを集中的に企画した「NIKKENDESIGNWEEK」をリモートで開催し、デザインについての議論を深める機会を創出しました。2021年3月19日、「気候非常事態宣言」を表明しました。これは、民間企業の立場から、経済活動と脱炭素社会実現の両立を模索し社会に働きかけていくものです。今後、2050年を目標に、働き方と都市・建築デザインからカーボンニュートラルを達成するモデルを提起し実現を目指すとともに、当社のクライアントや社会にも共有し、働きかけを⾏っていきます。環境性能が不動産価値においてますます重要となる時代の中で、ビジネス戦略をいかに組み立てるかをテーマに、最前線で活躍されている有識者の方をお招きして、日建グループが定期的に実施しているNIKKENFORUMを開催しました。社会動向、学術的観点、ESG投資等、多様な視点から、今後の不動産に求められる環境性能やビジネス戦略について活発な議論が展開されました。3社内と社外への集合知の発信NIKKEN FORUM 「2050年に日本の不動産はどう生き残るのか」を開催with・afterコロナのアイデアと技術都市・建築のプロフェッショナルとして気候非常事態宣言を表明リモートを活用して、より広範囲の集合知を蓄積
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