Sustainability Report 2024 ja
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ウェビナー見逃し配信ページhttps://www.youtube.com/playlist?list=PLS3A1rD82xVcsM7K5_442uw4w50RNNxOIPYNT紹介ページhttps://www.nikken.jp/ja/about/pynt.html実証成果プレスリリースhttps://www.nikken.co.jp/ja/news/press_release/2023_10_12_02.html2024年2月、日建設計・Arc Japan共同ウェビナーを開催し、GRESB チーフ・イノベーション・オフィサー Chris Pyke氏による基調講演が⾏われました。日建設計からは、日本でのサービス開始から2年半の間に国内で1000件以上もの物件に利⽤されているArc評価システムの特徴とその活⽤事例を紹介しました。Arcを利⽤することで既存ビルの運⽤状態を簡単に評価できるようになり、評価結果はGRESBのポイント獲得やLEED認証獲得に活⽤できることを実例を交えて報告しました。2023年4月、社内外をつなぎ複雑な社会課題に向き合うための共創の場「PYNT」をオープンしました。「アイデアを発掘する・人をつなぐ・未来を構想する」という3つの活動を通じて、専門性や立場の異なる仲間を集め、アイデアの社会実装を目指しています。現在、建材のサーキュラーエコノミー、パブリックスペースの活⽤、移動手段のコモンズ化、インクルーシブな暮らし、自律分散型のガバナンス、ネイチャーポジティブな開発などのテーマで活動しています。2023年5月、大阪オフィスが、銀泉備後町ビル(5~8階)へと移転いたしました。「PLAYs」をコンセプトとした4フロアで、コミュニケーション促進に重点を置き、つながる、没頭する、先端を研究する、生み出すといった「PLAY」に応じた働く場のリ・デザインに取り組みました。社員一人ひとりがPLAYを通じてカーボンニュートラルを実践する仕掛けもほどこしています。自社オフィスのリ・デザインを通じて、社会問題の複雑化・多様化に対処する実証実験に取り組み、クライアントの皆さまや社会へ新しい価値を提供するため、新オフィスをフル活⽤していきます。環境課題が顕在化してきた昨今、日建設計のランドスケープとして今後とっていくべきアプローチを示すべく ①自然共生型の都市ビジョン②みどりを回復する戦略③みどりの環境価値の見える化の3つの柱からなる冊子を作成しました。①では理想とする都市の在り方について、「社会・経済・文化・都市機能を保持・更新しながら緑を取り戻す」ことが重要であると宣言し、②では「どのようにみどりを取り戻してきたか」を4つの型に分類し代表的なPJを取り上げています。③ではみどりの多面的な効果を定量的な尺度で評価できる「ものさし」を環境に関する5つの側面から独自に整理し、ピックアップした8つのPJで数値による可視化を⾏っています。今後日建ランドスケープでは上記の「ものさし」を実装し、エビデンスに基づいた環境価値の提案に繋げていきたいと考えています。 サステナブルな建物運用を推進するArc評価の活用東京オフィスに社内外の共創の場「PYNT(ピント)」オープン大阪オフィス移転 働く場のリ・デザイン〜受動的な”PLACE”から自ら働く”PLAYs”に〜環境時代におけるランドスケープの指針となる「NIKKEN GREEN INITIATIVE」を作成社内と社外への集合知の発信3

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