Sustainability Report 2025 ja
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15女性活躍推進コミュニティ連携STYLING日建設計DE&I推進への取り組みと未来の展望“誰が使うか” ではなく“どう使うか” にフォーカスしたトイレ『世界で一番おもしろい構造デザイン』 構造設計のおもしろさを伝える本ロボットフレンドリーな環境構築に向けたイベントを開催日建設計は、設計とデザインを通じて、地域社会と住民の健康的な生活を支える空間と、人々の交流を促す場を提供しています。また、多様な研修・教育制度を整え、プロフェッショナルが最大限に力を発揮できる環境を整えるとともに、多様性を尊重し合う文化を育み、ビジネスにおける人権への理解を浸透させることにも取り組んでいます。社会課題への貢献https://www.nikken.jp/ja/dei.htmlhttps://www.nikken.jp/ja/news/awards/2024_10_16.htmlhttps://www.nikken.jp/ja/news/press_release/2024_11_26.html?cat=ALL&archive=ALLhttps://note.com/nikken/n/n849993f05ea8日建設計は2024年、経営層の強いコミットメントのもと、DE&I推進を宣言しました。多様な価値観・経験・才能・ライフスタイルを尊重する意識・文化の醸成を図り、全社員が自らの持てる力を最大限に発揮できる環境の実現を目指しています。まずは、女性の活躍推進を重点課題とし、現状把握や課題抽出を行い、定性的な活動計画や女性管理職比率等の検討に着手しました。また、育児・介護休暇取得者のサポート社員への報奨制度を創設。2025年からはDE&I推進室を設置し、さらにアクションを加速させていきます。既存の男女別トイレを、利用者を問わない個室型のトイレに改修しました。「トイレをどう使うか」に着目し、3種類のテーマ(Relax,Refresh,Styling)を各個室に設定しました。各個室は白いモザイクタイルをベースに、照明の色温度や目地色等を変えることで、テーマに応じた雰囲気を創出しました。デジタルサイネージによる各室の満空表示、人が鉢合せしにくい回遊型の配置、吸音天井や遮音扉、部屋ごとに異なる環境音や香りなどを計画し、誰もが気兼ねなく快適に使える新たな形のトイレを目指しました。構造設計という仕事のおもしろさを伝える本「世界で一番おもしろい構造デザイン」をつくりました。大学の授業では知識や計算を教えてくれますが、構造設計の仕事のおもしろさは教えてくれません。この本では、出来上がった建物の概要紹介ではなく、設計のプロセスを紹介しています。色々な構造設計者の頭の中を覗いたり、プロジェクトから知るおもしろさ、技術から知るおもしろさ等、様々な視点から構造設計者の携わる仕事を掘り下げている内容です。2024年5月23日に「ロボットイベント2024サービスロボットと未来の街」を開催し、サービスロボットの普及に向けた建築・都市空間整備の重要性を議論しました。労働人口減少やロボット市場の拡大を背景に、ロボットフレンドリーな環境が求められています。イベントでは、ロボットと施設・設備の連携、規格化、社会インフラの整備、社会受容性などについて意見交換が行われました。都市人事労務WEI設計経営企画広報異なる部門からメンバーが参画し、多様性を活かした迅速な推進体制を構築トイレで行われるアクティビティDE&I推進室RELAXREFRESHDE&IGovernanceSH-EngagementDE&ISH-EngagementSH-EngagementLaborSH-EngagementHuman Rights

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