10● 周囲を含む広域エリアのまちづくり方針を検討した上で、当地区の位置づけを検討● 地下鉄駅直結の広場、六本木一丁目から神谷町をつなぐ歩行者動線、新設区道など拠点として求められる都市基盤を整備● 当時の新制度であった再開発地区計画を積極的に活用しながら、都市・施設・事業計画をトータルで計画事例• 旧住友会館の庭園を地域に開放し、また敷地内に美術館を作ることで緑豊かな文化的なまちが形成されました。施行者 :六本木一丁目西地区市街地再開発組合従前権利者数:61人参加組合員 :住友不動産株式会社所在地 :東京都港区六本木一丁目・六本木三丁目地区面積 :約3.2ha事業費 :約864億円竣工 :2002年7月施設建築物 敷地面積:約 23,869㎡ 延べ面積:約 208,401㎡(容積対象床面積:約179,704㎡) 容積率 :約753%用途 :住宅(261戸)、事務所、商業、公益施設、駐車場等 代表的プロジェクト木造家屋の密集による防災上の課題• 当地区の従前敷地には迎賓館「旧住友会館」や豊かな緑地など数多くの地域資源が存在していました。一方、街区は最大20m もの傾斜地に位置しており、また、老朽化した木造家屋が密集している等、防災上の課題を抱えていました。地下鉄駅と直結した立体的な広場空間の整備• 再開発により、基盤整備と併せた一体的なまちづくりが行われました。地下鉄新駅と直結した立体的な広場空間が創出され、広場は庭園の緑地と一体的に整備され、利便性が高く、安全で良好な環境が創出されています。担当に聞いた事業のポイント地下鉄駅と直結した基盤整備一体型のまちづくり六本木一丁目西地区第一種市街地再開発事業(泉ガーデン)再開発事業により次世代に続く
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