日建設計VFM 日本語 P
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[現状] 建設需要急増により建設需給バランスが崩壊し、売り手市場となっています [提案] [課題] 工事発注戦略によってスケジュール・品質・工事価格は大きく変わります ■ 施工会社の選別受注により、価格競争環境が整わず、工事費の高止まりが発生しています■ 発注予算に合わせるためのVE・CDや設計変更、価格交渉が長期化し着工が遅延しています早期に施工者を決めるために、多様な方式による工事発注が増加しています■ 早期に施工者とコスト・スケジュールを確定し、事業の実現性を早期に担保することが求められています■ 発注プロセスの簡略化、業務の効率化により発注者の負担軽減が求められています [基本設計発注によるデメリット]■ 設計仕様・コストの精度が低いため、スケジュール・品質・コストの振れ幅が拡大します■ 数量根拠・単価根拠の妥当性の検証が困難となり、VFMが低下します ■ 設計図書・見積書の精度が低いことで、請負契約締結に至らず、事業の実現性を担保できません■ 施工者の確定後は、競合他社が排除されて、工事価格が割高になる傾向があります■ 施工者から物価上昇分のコストを要求されることがあります ■ 早期に施工者を決定し、着工遅延リスクを排除することにより 事業スケジュールを厳守します● VFM評価発注方式専用の設計図書(特記仕様書、見積要項書含む)により、 VFMを高めて早期の施工者決定を実現します ● 施工者VE提案による合理化を行った後、確認申請を行うことにより、事業費とスケジュールを厳守します ■ 設計図書と工事費内訳明細書を作成し、品質・コストの振れ幅を抑制し VFMの最大化を図ります ■ 設計期間[実施設計-2]の物価変動や設計変更による工事費の増減をマネジメントし 事業費を厳守します ■ 施工者VE・技術提案の採用により 施工自由度の拡大と受注インセンティブの向上を図ります (設計図書が揃っていない段階での見積内訳は、一式計上や見積明細不足などが生じます)● VFM評価発注方式専用の設計図書により、施工者による積算根拠(内訳明細書)を明確にします● 施工者VE提案、設計変更による品質やコストの変動を明確にすることによりVFMの最大化を図ります● 施工者の仮設・工程担当者、コスト担当者と、協働でスケジュールやコスト変動確認を行います● 日建設計による厳格なマネジメントにより事業費を厳守します● 施工者VEや独自の技術提案採用によって、コストダウンを図るとともに、施工の自由度を拡大します● 受注インセンティブ向上を図り、適正な競争環境を整えますなぜ日建設計VFM評価発注方式なのか日建設計VFM[Value for Money]評価発注方式とはValue for Money とは:コストに対してより価値の高いサービス

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