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地方と都市の関係性を探るオンライン討論会
第4回 地域経済/エネルギー循環のイノベーション(平野彰秀×北村朋子×岡野春樹)

本討論会は、「地方と都市の関係性はどのように再構築されていくか」という問いと向き合いながら、毎回多様な領域のスペシャリストと議論する全5回シリーズイベントです。

今回のテーマは「地域経済/エネルギー循環のイノベーション」

第4回目は、平野彰秀さん、ニールセン北村朋子さん、岡野春樹さんをお呼びして、「地域内でのエネルギー循環と持続可能性」についてディスカッションします。

もともと昔は、地域ごとにエネルギーも食材も自給していました。しかし高度成長期以降、お金を出して外から買うライフスタイルが当たり前になり、人もお金も都市へ流出。結果的に地方は過疎化が進みました。
現代において私たちは改めてそのような人と自然の関係性を見直し、持続可能な地域のあり方を模索していく必要があるのではないでしょうか。

今回はその糸口を探すため、小水力発電事業を推進する岐阜県石徹白(いとしろ)集落、100%自然エネルギーで暮らす島、デンマーク・ロラン島の、それぞれの活動内容と地域に与えた影響について、お話を伺います。
また、地域経済やエネルギーの循環を考える際に、「人」の存在は欠かせません。それぞれの地域の実践者であるゲストの3名とともに、地域が変革を起こす際の「人」がもたらす影響について、議論を深めていこうと思います。

プログラム

第4回「地域経済/エネルギー循環のイノベーション」日時:2022年2月24日(木)18:00~19:30

18:00 オープニング
18:05 地域経済/エネルギー循環のイノベーション
NPO法人地域再生機構副理事長 平野彰秀
AIDA DESIGN LAB理事 ニールセン北村朋子
㈳長良川カンパニー代表理事 岡野春樹
18:35-19:25 クロストーク
NPO法人地域再生機構副理事長 平野彰秀
AIDA DESIGN LAB理事 ニールセン北村朋子
㈳長良川カンパニー代表理事 岡野春樹
株式会社ロフトワーク 取締役会長 林 千晶(モデレーター)
19:25-19:30 クロージング・次回案内

スピーカー

平野 彰秀
NPO法人地域再生機構副理事長

1975年岐阜市生まれ。東京大学工学部都市工学科卒、同大学院環境学修士。北山創造研究所、ブーズ・アレン・ハミルトン (現.PwCコンサルティング合同会社 Strategy &)を経て、2008年春、岐阜市にUター ン。2009年秋より、地域再生機構理事に就任。2011年秋より、100世帯250人の孤立集落、岐阜県郡上市白鳥町石徹白(いとしろ)に移住。地域住民が事業主体となった自然エネルギー事業(小水力発電・木質バイオマスボイラー)の導入を支援。石徹白では、集落住民ほぼ全戸が出資した小水力発電所が、2016年に完成。その模様は、ドキュメンタリー映画「おだやかな革命」で取り上げられた。妻・四男児・猫・ヤギ・羊・シェアハウス住民と暮らす。

ニールセン北村朋子
AIDA DESIGN LAB理事

2001年、デンマーク・ロラン島への移住を機に、食・環境・エネルギーなどの持続可能社会に関するテーマを中心に取材活動を開始。2021年、デンマークの市・県議会選挙に日本国籍のまま立候補。行政やメディア、企業へのコンサルティングや視察のコーディネート、講演活動など、「文化翻訳家」として幅広く活動中。

岡野 春樹
㈳長良川カンパニー代表理事

1989年ドイツ生まれ。神奈川県平塚市育ち。プロデューサー御師(おし)。2011年慶應義塾大学SFCを卒業後、電通にて自治体のブランディングや、地方創生を中心とした官公庁の国内外の広報に携わる。2014年に旅する編集チーム「Deep Japan Lab」を立ち上げ、その旅の活動で出会った郡上市にほれ込み移住。現在は郡上市で家族5人で暮らしながら、都会のビジネスパーソンを源流域の世界に誘いつづけている。

林 千晶
株式会社ロフトワーク, 共同創業者 取締役会長

早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。花王を経て、2000年にロフトワークを起業。Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど、手がけるプロジェクトは年間200件を超える。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材の新たな可能性を探求する「MTRL」、オンライン公募・審査でクリエイターとの共創を促進する「AWRD」などのコミュニティやプラットフォームを運営。
グッドデザイン賞審査委員、経済産業省 産業構造審議会製造産業分科会委員「産業競争力とデザインを考える研究会」、森林再生とものづくりを通じて地域産業創出を目指す「株式会社飛騨の森でクマは踊る」取締役会長も務める。「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017」(日経WOMAN)を受賞。

開催概要

開催日時 2022年2月24日(木)18:00-19:30
参加費 無料
配信 Zoom/YouTube
対象 まちづくり関連業務に関わる、総務人事、経営企画、マーケティング部署の方
まちづくりにまつわる事業開発の機会領域を検討している担当部署の方
これからの持続可能な「地方」と「都市」のあり方を模索している方
共催 株式会社日建設計、パシフィックコンサルタンツ株式会社、株式会社ロフトワーク
ご注意 プログラムは、予告なく変更される場合があります。

主催者プロフィール

株式会社日建設計(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大松敦)
建築の設計監理、都市デザインおよびこれらに関連する調査・企画・コンサルティング業務を行うプロフェッショナル・サービス・ファーム。「価値ある仕事によって社会に貢献する」という基本理念を尊重し、1900 年の創業以来、社会の要請とクライアントの皆様の様々なご要望にお応えすべく、よりよい社会環境づくりに取り組んでいます。

パシフィックコンサルタンツ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:重永 智之)
インフラエンジニアリングを核としたコンサルティングサービスを提供し、未来をプロデュースするプロフェッショナル集団。創業70周年を迎え、「技術の力を、未来の希望に」というビジョンのもと、さまざまなリスクへの不安とテクノロジーへの期待が入り混じる困難な時代だからこそ求められる存在となることを目指し、社会の持続可能な発展に取り組んでいます。

株式会社ロフトワーク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:諏訪 光洋)
Web、コンテンツ、コミュニケーション、空間などをデザインするクリエイティブ・カンパニー。グローバルに展開するデジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材メーカーとクリエイターの共創を支援しイノベーションを生み出すグローバルプラットフォーム「MTRL(マテリアル)」、クリエイターとの共創を促進するプラットフォーム「AWRD(アワード)」を運営。世界中のクリエイターと共創することで、幅広いクリエイティブサービスを提供します。

本件に関するお問い合わせ先

株式会社日建設計 広報室 Tel. 03-5226-3030(代表)e-mail:webmaster@nikken. jp

取材・プレスに関するお問い合わせ先

株式会社ロフトワーク 広報 e-mail:pr@loftwork.com

前回の開催情報

地方と都市の関係性を探るオンライン討論会
第3回 データ/リーガルによるイノベーション(工藤卓哉×水野 祐)
2022年1月27日(木)18:00-19:30

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