札幌発展の起点である歴史的エリアに、まちの東西をつなぐ官民連携再開発「さっぽろ創世スクエア」が誕生しました。
敷地南西方向より、さっぽろ創世スクエアを見る
来る10月7日、大通公園と創成川が出会う札幌のまちづくりの起点であり、「創世1.1.1区」(そうせいさんく)の呼称で推進してきたエリアに、官民連携の再開発事業による「さっぽろ創世スクエア」がグランドオープンを迎えます。
『新たな世紀へ向けた新しい札幌を、原点であるこの場所からつくりだしてこう』というスローガンの下、世界から信頼され、国内外の人々を引き付ける、これからの札幌都心まちづくりを先導するプロジェクトが進められてきました。
本施設は、屋外に設けられた3か所の辻広場や施設内を貫くモール・パサージュにより、札幌市都心の回遊性を高める交流拠点として、また、東西のまちをつなぐ役割を担います。放送局やオフィスからなる西側の高層棟と3つの施設からなる「札幌市民交流プラザ」のある東側の低層棟で構成することで、延べ面積約13万平方メートルの施設規模ながら、創成川公園への圧迫感を軽減する都市景観を意識した機能配置としています。さらに、低層棟南側をガラスで構成し、内部の賑わいが感じられる開放的な顔づくりとしています。
施設内には、北海道初の多面舞台を備える2,302席の「札幌文化芸術劇場」をはじめ、文化と芸術、交流の輪を広げる「札幌文化芸術交流センター」、都心に集う人々を対象とした課題解決型の「札幌市図書・情報館」、情報発信の拠点となる「北海道テレビ放送」、寒冷地において高水準のスペックとなるオフィス、都市交通の利便性を高める駐車場や駐輪場、低炭素のまちづくりに貢献する地域冷暖房システムなどを配置し、様々な都市機能が融合した活力のある場の形成を目指しました。建物周辺や辻広場の連続した緑や各所に設けたベンチやサインにより人の活動を中心に据えた快適な歩行空間とともに、創成川公園の水と緑と一体となった憩いの空間を形成しています。
『新たな世紀へ向けた新しい札幌を、原点であるこの場所からつくりだしてこう』というスローガンの下、世界から信頼され、国内外の人々を引き付ける、これからの札幌都心まちづくりを先導するプロジェクトが進められてきました。
本施設は、屋外に設けられた3か所の辻広場や施設内を貫くモール・パサージュにより、札幌市都心の回遊性を高める交流拠点として、また、東西のまちをつなぐ役割を担います。放送局やオフィスからなる西側の高層棟と3つの施設からなる「札幌市民交流プラザ」のある東側の低層棟で構成することで、延べ面積約13万平方メートルの施設規模ながら、創成川公園への圧迫感を軽減する都市景観を意識した機能配置としています。さらに、低層棟南側をガラスで構成し、内部の賑わいが感じられる開放的な顔づくりとしています。
施設内には、北海道初の多面舞台を備える2,302席の「札幌文化芸術劇場」をはじめ、文化と芸術、交流の輪を広げる「札幌文化芸術交流センター」、都心に集う人々を対象とした課題解決型の「札幌市図書・情報館」、情報発信の拠点となる「北海道テレビ放送」、寒冷地において高水準のスペックとなるオフィス、都市交通の利便性を高める駐車場や駐輪場、低炭素のまちづくりに貢献する地域冷暖房システムなどを配置し、様々な都市機能が融合した活力のある場の形成を目指しました。建物周辺や辻広場の連続した緑や各所に設けたベンチやサインにより人の活動を中心に据えた快適な歩行空間とともに、創成川公園の水と緑と一体となった憩いの空間を形成しています。
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札幌文化芸術劇場hitaru内
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敷地の東西をつなぐ、SCARTSモール
「さっぽろ創世スクエア」概要
建築名称 :さっぽろ創世スクエア
建築主 :札幌創世1.1.1区北1西1地区市街地再開発組合
都市計画・基本設計・実施設計・監理 :日建設計・北海道日建設計共同企業体
主要用途 :事務所・放送局・劇場/ホール・図書館・店舗・駐車場・駐輪場・DHC等
敷地面積 :約11,600㎡
建築面積 :約9,400㎡
延床面積 :約131,800㎡
構造 :S造 一部SRC造 RC 造
階数 :地下5階 地上28階 塔屋1階、
高さ :約124m
駐車台数 :423 台
駐輪台数 :823 台
施工 :大成建設・岩田地崎建設・伊藤組土建・岩倉建設・丸彦渡辺建設 共同企業体