熊本県立熊本かがやきの森支援学校
熊本市, 日本
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小屋組を愉しむ子どもたちの第二の家
肢体不自由と知的障がいを有する子ども達のための特別支援学校。熊本県産の「単材」のみを用いたダイナミックな架構により、木と人間のぬくもりが感じられる木造平屋の校舎を実現。分節された平屋のボリュームが周囲の住宅地のスケールと調和し、柔らかな勾配屋根の連なりが山並みと呼応する優しい景観をつくり出した。車いすの上から天井を見上げる姿勢の多い子どもたちを楽しませるよう、表情豊かな小屋組が天井の“景色”に変化を与える。ADL(日常生活動作)を高める「学び」が自宅と連続できる環境となる「第二のいえ」としての空間づくりを目指した。
建築主 | 熊本県 |
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所在地 | 熊本市、日本 |
敷地面積 | 14,207.35 ㎡ |
延べ面積 | 6,184.74 ㎡ |
最高高さ | GL+9.38 m |
竣工年 | 2014 年 |
備考 | 共同設計:太宏設計事務所 |