早稲田大学本庄高等学院 体育館
埼玉, 日本
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構造的な工夫に自然光が差し込む
日本を代表する私立大学の附属高校の体育館です。そのコンセプトは、教育施設としてどのような姿であるべきかという考えに基づいています。
一般的に、体育館の窓は競技のために暗幕が閉められて使用されることが多いのですが、今回の計画では、強い直射日光を遮蔽しつつも外の環境が感じられ、屋内運動に適した間接自然光でみたされる体育館をめざしました。
そこで、アリーナの外周に4つの構造上の「チューブ」を計画しました。このチューブは、空調や照明・音響設備など、体育館の機能上の重要な役割を担い、壁に備え付けられたハッチを通して施設管理のためのアクセスが可能な構造となっています。また、最も広いチューブは回廊になっており、ランニングコースとしても活用され、同時にアリーナを照らす間接光を導きます。
一般的に、体育館の窓は競技のために暗幕が閉められて使用されることが多いのですが、今回の計画では、強い直射日光を遮蔽しつつも外の環境が感じられ、屋内運動に適した間接自然光でみたされる体育館をめざしました。
そこで、アリーナの外周に4つの構造上の「チューブ」を計画しました。このチューブは、空調や照明・音響設備など、体育館の機能上の重要な役割を担い、壁に備え付けられたハッチを通して施設管理のためのアクセスが可能な構造となっています。また、最も広いチューブは回廊になっており、ランニングコースとしても活用され、同時にアリーナを照らす間接光を導きます。
建築主 | 早稲田大学 |
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所在地 | 埼玉県本庄、日本 |
敷地面積 | 約 63,000 ㎡ |
延べ面積 | 約 4,466 ㎡ |
最高高さ | GL+18.55 m |
竣工年 | 2020 年 |