FUTURE LENS

FUTURE LENS まちの未来に、新しい選択肢を。

地域の社会起業家と日建設計が共に「まちの未来」を実証する、社会環境共創プログラム。

地域で社会課題と向き合う実践者の高い解像度と、日建設計が125年以上かけて培ってきた社会環境デザインの専門性とリソース。このふたつが接続することで、地域の持続性を支える新しい仕組みを共につくっていく。それがFUTURE LENSです。

NEWS

  • FUTURE LENS第2期募集開始!
    共創型社会環境デザインプログラム『FUTURE LENS』は第2期(2027年1月スタート)の募集を開始いたしました。まちの未来を、ともに描きませんか?未来をともにつくる挑戦者からのご応募をお待ちしています。
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  • FUTURE LENSプログラム説明会開催!
    7/6より、FUTURE LENS第2期の募集を開始するとともに、プログラム説明会を開催します! 説明会では、FUTURE LENSの概要に加え、第1期の活動概要もご紹介します。 会場は、全国のPYNT(東京・大阪・福岡)でのリアル参加と、全国どこからでもご参加いただけるオンライン参加の2つの参加方法をご用意しています。 FUTURE LENSへの応募をご検討中の方や、ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。
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ご応募を検討されている方は募集要項の資料を下記よりダウンロードください。

ABOUT

FUTURE LENSとは

現代の社会課題は、単一の専門領域や個別最適のアプローチだけでは解決しきれない段階にきています。エネルギー・医療・交通・行政サービスなどの社会インフラは、それぞれが高度化しながらも、課題そのものは複雑に絡み合い、構造的に硬直化しています。

こうした課題の最前線に立っているのが、事業の力で地域の課題と向き合う社会起業家たちです。そうした社会起業家は、現場に対する最も解像度の高い理解と、未来への確かな視点を持っています。

一方で、脆弱になりつつあるこれらの社会インフラを、地域の持続性を支える基盤としていくことは、現場の1社の努力だけでは実現が難しいのが実情です。 複数の事業者が共創し、空間・制度・サービス・コミュニティ・経済が相互に絡み合うシステムを設計し、「新しい社会インフラ」として実装していく力が必要です。

FUTURE LENSは、社会起業家の”見立て力・実践力”と、日建設計の”社会環境をデザインする力”を接続することで、地域の持続性を支える「新しい社会インフラ」を創っていくためのプログラムです。このプログラムによる事業の価値の体系化と社会課題の可視化を通じて、地域で実証された価値を、社会全体に広げていきます。

FUTURE LENSが捉える社会環境デザインとは

社会環境デザインとは、人々の暮らしや営みを取り巻く環境⸺空間・制度・サービス・コミュニティ・経済⸺を、個別に最適化するのではなく、相互に連関するシステムとして捉え直し、「新しい社会インフラ」や社会のあり方そのものをデザインする行為です。

わたしたちが「仕方ない」と思っていることの多くは、こうした関係性や構造が絡み合い、硬直化していることに原因があります。つながり方が変われば、まちの未来に選択肢は増える。多様な主体がそれぞれの役割を果たし、まち全体の可能性が開かれていく⸺その全体を同時に計画・設計し、課題を解決していくことを目指しています。

FUTURE LENSで行う共同実証研究とは

FUTURE LENSの仕組み

FUTURE LENSは、資金を交付するだけの助成事業ではありません。
社会課題の最前線である “地域” をフィールドに、社会起業家の事業と日建設計の社会環境デザインの知見を持ち寄る、最大2年間の共同実証研究プログラムです。
プログラムの起点は、申請いただいた事業のもう一段先にある「スーパーゴール」⸺事業を通じて実現したい社会の姿⸺を共創社員と共に描き、共通の旗印として掲げることから始まります。一社だけでは描ききれない、一段高い目標を、共に設定するところからスタートします。
そこに向かって、実証研究費の提供にとどまらず、建築・都市・制度の専門性を持つ共創社員が伴走者として時には現地にも通い、週次で議論を重ね、事業の本質的な価値を可視化・構造化していく。「机上の研究」ではなく、現場でものや場をつくり検証する「実証」のプロセスを通じて、社会起業家の挑戦を、社会に実装可能なかたちへと育てていきます。

価値をはかる

問いを立て、構造化し、可視化する。事業の本質的な意義を言語化・構造化し、社会的な価値として証明可能な状態へと高めます。

価値をひろげる

実証された価値を、制度・ネットワーク・空間を通じてまちへと広げ、持続可能な仕組みとして社会に実装します。 ※1年の終わりに研究経過を発表いただき、継続可否の確認を行います。

1期の実績・採択企業の声

2025年度に採択された3社が、約1年間の共創を通じて生み出した変化を報告します。医療法人社団オレンジ(長野県)、小平株式会社(鹿児島県)、株式会社水中(東京都)が、それぞれのまちで実践した取り組みの詳細はNOTEにて公開しています。
  • 「まち」の変化を見つめ、未来を描く|共創から生まれる3つの実践|「FUTURE LENS」中間報告会レポート
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  • 社会環境デザインの視野をひらく3社の実践|未来のまちの在り方を探る【「FUTURE LENS」第1期初年度報告会レポート】
    詳細はこちら

FUTURE LENSが生み出したい変化

FUTURE LENSの目的は、地域の社会課題解決にとどまりません。日建設計はこの共創プログラムを通じて、人口減少・インフラの老朽化・縮退といった地域の課題と向き合い、将来都市にも起こりうる課題に先行して触れることで得られるインサイトを社会環境デザインの実践へと還元し、未来の都市・社会に実装します。
地域で実証された価値が、都市の未来をつくる⸺そのサイクルを共に回すことが、このプログラムの本質です。

PROGRAM

FUTURE LENSが提供するもの

1|価値の実証に必要な資金と共創社員

中長期的な社会インパクトを見据え、リスクを恐れず挑戦できる実証研究費を、1事業者あたり年間最大500万円・2年間で最大1,000万円提供します。机上の検討で終わらせず、現場でものや場をつくり、検証していくための研究費です。
共創社員は、採択企業に2年間伴走する日建設計の社員です。建築・都市計画・環境・制度など多彩な専門性と、自らの課題意識を事業に注ぎ込み、「共に問いを立てる」仲間として関わります。本質を捉える傾聴力と対話力、抽象を「絵」にする可視化能力、そして成果がすぐに見えない局面でも当事者に寄り添い続ける粘り強さ⸺スーパーゴールに向かって共に悩み、走り抜く存在が、共創社員です。

2|価値の可視化・体系化に必要な日建設計の専門性

「価値を定量化できていない」「課題を構造化したい」「まちへの展開方法がわからない」といった壁に対して、日建設計が培ってきた専門性で応えます。

<価値をはかる>

  • 可視化する
    "定量データと現場の定性情報、地域の歴史を統合し、課題の構造を図面や地図として可視化することで、議論と意思決定の精度を高めます。

  • 定量化する
    これまで数値化が難しかった環境的・社会的な価値を、測定可能な指標へと翻訳し、客観的な評価と比較を可能にします。

<価値をひろげる>

  • 制度を読み解く
    大規模設計で培った合意形成の技術を活かし、制度の仕組みを深く理解した上で、社会に実装するための具体策へと繋げます。

  • 仕組みをつくる
    125年以上の歴史の中で蓄積された長期的な視座で、持続可能な仕組みを設計し、社会に広く実装します。

社会環境デザインの視点で実践する

日建設計が長年の実践を通じて培ってきた「社会環境デザインの視点」を、共創の軸に据えています。あらゆる事象を、人・モノ・空間・産業・制度といった複数のレイヤーの重なりとして捉え、一つの課題を複数の視点から解きほぐし、実装への道筋を描く。その実践を支えるのが、次の3つの視点です。

3|共創のインフラとしてのPYNTと日建設計とZ&Cの伴走体制

東京飯田橋にある日建設計本社の共創スペースPYNTには空間としてのイベントや展示を行える発信の場があり、WSスペースやプロジェクトルームを活用しての活動も可能です。また、社会課題解決に関心のある様々な専門性をもった人とのネットワークがあるため、仮説をもってひとを繋ぐことができます。

東京飯田橋と竹橋の日建設計社内に位置するPYNTは、大企業とローカルゼブラが対等につながるコミュニティを提供します。関係性も、参加へのハードルも、フラットであることが特徴です。また、イベント・展示・ワークショップが行える発信と実証実験の場があり、社会課題解決に関心を持つ多様な専門性のネットワークを通じて、自社だけでは到達できないリソースへのアクセスを可能にします。
また、Z&Cが持つ経営・事業開発の視点と社会的インパクトを生み出す視点、全国の地域ネットワークを通じて、事業の深化と展開を支援します。

ご応募を検討されている方は募集要項の資料を下記よりダウンロードください。

OUTLINE

募集テーマ

日建設計・PYNTが考える「ありたいまちの未来」に向けた4つのテーマに当てはまる取り組みを募集します。

よりそう:INCLUSIVE
あらゆる人が共生し、誰もが自分らしく暮らせるまち 例:メンタルヘルス、多文化共生、ジェンダー、教育、子育て

にぎわう:VIBRANT
ワクワクや楽しさが詰まった、活気あふれるまち 例:ナイトエコノミー、歴史的建築物活用、地域共創

ささえる:RESILIENT
リスクに備え、直面する課題に柔軟に対応できるまち 例:モビリティ、自律分散型まちづくり、防災

めぐる:REGENERATIVE
自然環境に優しく、持続可能な暮らしを実現するまち 例:サーキュラーまちづくり、都市の窒素循環、廃材ものづくり

想定対象企業

子ゼブラ企業(地域の社会的事業を行う起業家)と兄・姉ゼブラ企業(本業を営みながら地域のための事業も展開する老舗企業/中堅企業)を対象とし、「価値をはかる」「価値をひろげる」という2つの提供価値が効果を発揮できる事業フェーズの企業を求めています。

本プログラムの共創を主体的に推進できる、一定の事業基盤とリソースを持つ企業を主な対象とします。

●地域の構造的な課題に事業の力でアプローチしようとしている。
●自社の事業領域を越えて、まちや社会全体への広がりを見据えて取り組もうとしている。
●既存のビジネスモデルや専門領域に閉じず、新しい問いを持って挑戦しようとしている。
●実証・拡張に取り組める体制と意思がある。

実施概要

金額・期間 1事業者あたり年間最大500万円(2年間で最大1000万円) 原則2年継続(1年ごとに継続可否の確認を実施)
伴走支援内容 共創社員がプロジェクトを伴走。日建設計PYNTチームおよびZebras and Companyがプログラムの共創社員の支援を担当します。
※週1回程度の共創社員との定例、月1回のZ&Cも交えたディスカッションを想定
※事前相談の上、PYNT MEMBERSが参加する場合があります

重複制限について

原則として、同一の法人・プロジェクトが他の助成・実証プログラムを併用することは可能です。ただし、本プログラムの助成対象となる個々の取り組みに助成が重複しないよう、対象を切り分けてご応募ください。

ENTRY

第2期の採択企業の募集を開始しました。参加を検討されている方は、まず募集要項をご確認の上、事前登録にお進みください。

ご応募を検討されている方は募集要項の資料を下記よりダウンロードください。

日建設計とは

日建設計は「社会環境デザイン」を行う会社です。意匠・設備・構造・土木・ランドスケープ・都市計画など全方位の専門家が社内に揃い、国内外の大規模プロジェクトで実績を持ちます。街や建物のデザインだけでなく、その根底にある仕組み・制度・ステークホルダーとの「つながり」をデザインし、社会に実装することを創業から一貫して行ってきました。

日建設計について

PYNTとは

PYNTは「まちの未来に新しい選択肢をつくる共創プラットフォーム」をコンセプトに、さまざまな専門性や課題意識をもつ人々と日建設計社員による議論・実験が日常的に行われている場です。アイデアが生まれたら、日建設計がこれまで培ってきた経験を活かし、実証実験から実際のプロジェクトへと昇華していきます。

詳細ページへ

パートナー:Zebras and Companyについて

「Different scale, Different future(新しいものさしがあれば、新しい成長が起こり、新しい未来が作れる)」をテーマに、社会課題解決と持続的な企業経営に挑戦できる「ゼブラ企業」の投資・経営支援、リサーチと情報発信を行う会社です。FUTURE LENSでは、事業者への伴走支援とプログラム運営を担います。

Zebras and Companyについて

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