成都軌道から都市への融合発展シンポジウムが成功裏に開催

NEWS
2023.11.30
2023年11月21日、日建設計と戴德梁行(Cushman & Wakefield)が共催した「2023成都軌道から都市への融合発展シンポジウム」が、無事に開催されました。本シンポジウムは、「グリーン+スマート+TOD」をテーマに、軌道交通産業と未来の都市更新における新たな理念、課題、技術について深く議論を重ねました。日本国在重慶総領事の高田真里氏も来賓としてご挨拶され、日建設計の大松敦社長、田中互、西田康隆、付開楠執行役員も出席しました。

シンポジウムには、中国国内外の軌道交通および都市発展分野のリーダーや専門家、技術者らが多数参加。成都軌道交通集団の党委書記兼董事長・胡慶漢氏が最初の講演者として登壇し、「軌道時代を迎え、軌道都市を築く——『四前置』の理念で新たな軌道都市づくりの局面を拓く」と題した講演を行いました。胡慶漢董事長は、成都軌道交通集団が「四前置」の理念に基づき、軌道交通と都市発展の融合において得た経験やアプローチを紹介しました。さらに、中鉄二院、西南交通大学、深圳地下鉄、四川大学、PCKK、中建西南院、四川省建築院、深鉄置業などの専門家が、「軌道交通と都市更新のグリーン・スマート化」「スマート運営と技術革新」「公共交通の質的向上」など、多彩なテーマで講演を行い、活発な意見交換を展開しました。
1900年に創業した日建設計は、軌道交通と都市一体化の分野で常に先導的役割を果たし、多くの実績を積み重ねてきました。時代のニーズに応え、社会環境デザインの最前線に立ち、社会貢献の理念を貫きながら、都市の持続可能な発展に寄与するさまざまな成果を生み出しています。今回のシンポジウムにおいても、日建設計は、軌道交通と都市一体化の取り組みがいかに都市の持続可能性やスマート化・デジタル化を推進しているかを示し、脱炭素社会の実現に向けた科学的・先見的な方向性と具体的な事例を提示しました。

大松敦社長は講演の中で、「今後の都市にとって最も重要な課題は“脱炭素”だ」と述べ、日建設計が提唱する社会環境デザインの核心理念を紹介しました。第一に、公共交通機関(鉄道やバス)を活用した接続体験の最適化と駅と周辺街区の一体化による、公共交通主導の都市形成。第二に、自然との調和を重視した都市計画による、人々の自然への憧れの喚起。最後に、最も重要な脱炭素化を目指し、性能評価や自然エネルギーの積極的利用を通じてゼロカーボン建築を実現することの重要性を強調しました。
脱炭素化に対応するため、日建設計はソフトバンクグループとともに、12月1日に新会社「SynapSpark」を設立予定です。この新会社は、「人・建築・都市」の接点を担い、設計や計画にデジタル技術を融合させ、スマートビルの普及を加速します。建築と設備の統合、デジタル技術を活用した社会課題の解決にも取り組みます。

シンポジウムの最後には、参加者同士が成都の軌道交通の発展成果を高く評価し、今後の政策や市場活用について活発な議論を交わしました。田中互執行役員は、駅まち一体化開発の成功事例を紹介し、日本の成功モデルを成都にどう適用できるかについて有益な示唆を提供しました。

中国は現在、急速な都市化を進めています。日建設計は、都市設計の革新を担う重要な役割を果たし、今後も豊富な経験と多様な設計思想を活かし、中国の都市における社会環境設計の質的向上に継続的に貢献してまいります。
SHARE
  • Facebook
  • x
  • linkedin

当サイトでは、クッキー(Cookie)を使用しています。このウェブサイトを引き続き使用することにより、お客様はクッキーの使用に同意するものとします。Our policy.