大阪大学箕面キャンパス 外国学研究講義棟
大阪, 日本
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「境界」を消し まちに開いたキャンパス
箕面キャンパスは 世界の言語・文化・社会に関する研究の集積拠点であり、外国人留学生教育を通し世界に向けて日本語・日本文化を発信する拠点である。キャンパスでは、国際シンポジウムや市民フォーラムなど、新たな知を共創する学術交流のみならず、箕面国際フェスティバル等の地域と共同のイベント、食堂やピロティの市民への日常開放等、地域との交流も盛んである。隣接する市立図書館と生涯学習施設を大阪大学が運営することで、大学と市が一体となって、学生だけでなく、市民にサービスを提供する、我が国初の試みがなされている。その結果、市民は多くの外国語書籍にふれ、学生は大学図書館でありながら、一般書物も見れるという相乗効果が発揮されている。企画段階から積極的に大学が市や事業者と連携し、広場やプロムナードのパブリックスペースの在り方を描き、箕面船場地域の新たな街づくりを先導した。ダイナミックな建築形態と ピロティと一体となった広場が 学生や市民の活動の場となり活気を生み、一般の方からも評価されている。
建築主 | 大阪大学 |
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所在地 | 大阪、日本 |
敷地面積 | 5,999.97 ㎡ |
延べ面積 | 24,896.54 ㎡ |
最高高さ | 40.07 m |
竣工年 | 2020年 |
備考 | 設計監修:大阪大学サステイナブルキャンパスオフィス(吉岡聡司・池内祥見)+大阪大学施設部 |