NIKKENの強み

POINT

01

社会的価値の創造に挑み続けてきた
120年の歴史と信頼

日建設計は、長い歴史の中で培われた知見をベースに、時代・環境の変化によって革新されてゆくものを取り入れながら進化。社会にとって価値あるものを追求していくことで高い信頼を獲得し、様々な実績を築いてきました。

歴史的な建築物の主な実績

大阪府立図書館 (現中之島図書館)

大阪の中之島に建つ大阪府立図書館は1904年に住友家の寄附によって建設され、設計にはパッラーディオ様式が取り入れられており、「古典様式」と「近代的思考」という二つの極の間のダイナミズムに挑んでいる建築物になります。

住友ビルディング
(現三井住友銀行大阪本店)

「住友本店・銀行本店の建築工事は数年を期し、充分堅固、百年の計を為すこと」という決議のもと、1926年の第1期工事、1930年の第2期工事により竣工。イオニア式の柱を配した彫りの深いエントランスが、気品を持って人々を迎えています。

大阪北港

1919年に大阪の経済発展には港湾の充実が不可欠として築港がスタート、事業推進のため臨時土木課を独立させ、関係地主組合と共に大阪北港株式会社を設立。土木技術は戦後に日建設計工務の土木部門に継承され、厳しい時代を生き延びる軸となりました。

先端技術を取り入れた建築物の実績

東京スカイツリー

強い地震や強風時に、「おもり」となる心柱が構造物本体とはタイミングが微妙にずれて振動、塔体とおもりの揺れを相殺させ、構造物全体の揺れが低減するように考えられた心柱制振システムを用いています。

スーパーカミオカンデ

宇宙と物質の謎に迫るため、超新星爆発のメカニズムを詳しく調べることができる観測装置。5万tの超純水の貯水量を確保する大水槽のステンレスライニング(被覆)や光電子増倍管を支持する構築物については、日建設計が設計を行いました。

有明体操競技場

木の持つ特性を考慮して屋根架構、外装、観客席、外構などに採用、適材適所な木材利用を追求。遮音性能や断熱性能を考慮した木外装を配するなど機能=構成=空間としながら、日本の伝統的な木造建築のもつ簡素な美しさを世界に発信しています。

POINT

02

自立した経営を基盤とする
多種多様な外部連携

日建設計は設計事務所という建築における中立的なポジションに加えて、外部資本に影響されない「自立した経営」を有しています。それにより、多種多様かつ垣根のない外部連携を実現、社会課題に新しいソリューションを提供しています。

多様な外部連携により生まれた実績

銀座線

1934年から現在も供用され続ける日本最古の地下鉄、駅だけでなく路線として地下鉄銀座線を大幅にリニューアル。「誰にでもわかりやすい空間」とするため、照明設計やサイン計画、グラフィックデザインと連携して、ユニバーサル+グローバルな駅に生まれ変わりました。

東本願寺

世界最大級の木造建造物3棟を修復。伝統文化財の保存を最優先し、伝統技術と最新建築技術の融合を図ると共に、安全性を確保することで、先人の技と想いを後世に伝えるプロジェクトとして様々な専門家と連携しました。

東京ミッドタウン

ランドマークとなる超高層の「ミッドタウン・タワー」を中心に建物と大小のオープンスペースを配置し、様々なイベントや地域住民が憩える場所を生み出しました。日建設計はコアアーキテクトとして、複数のデザインアーキテクトをとりまとめました。

POINT

03

社員一人ひとりの自律性を育む
多様な働き方とワークプレイス

日建設計ではワークスタイルの改革にも取り組んでおり、リモートワークはもちろん、『コアタイムなしのフレックスタイム』の導入や『時間デザイン勤務制度』などの多様な働き方、様々な交流が生まれやすいワークプレイスの開設で、自律性を育むと同時に創造性のある働き方を促しています。

コアタイムなしフレックス

月間で定められた所定労働時間さえ勤務すれば、5時~22時の間でライフスタイルに合わせて働くことが可能。

※部署ごとの制約に応じて運用

時間デザイン勤務制度

1年間、1か月、週ごとの働き方、時間の使い方を所属長と相談・決定、計画的に働き、効率を高める。

実験と情報発信を行う「竹橋オフィス」

植物や採光など自然の要素を取り入れたバイオフィリックデザインの採用、フリーアドレスの導入、ビーコンを用いたセンシングや入館システムなど、新しい働き方やIOT技術を取り入れています。

「ナレッジガーデン809」

ギャラリー、カフェ、イベントホールなどの機能を配し、さまざまな交流・イベント・共同研究などを企画・展開していく空間