INTERVIEW

#02

建築全体を多角的に俯瞰し
ひたむきに取り組む頑張り屋タイプ

姜 熙洲

HEEJU KANG

企画開発部門 プロジェクトマネジメントグループ
(コスト管理からジョブローテーション中、2024年3月現在)
2022年 新卒入社
人間文化創成科学研究科 生活工学共同専攻 修了

私が日建設計を選んだ理由

学生時代にはゼネコンや設計事務所で意匠設計のアルバイトをしていました。元々建築計画専攻だったので、意匠設計の経験と今までの学びを活かすプロジェクトに携わりたいと考えていました。その中でより現実的な目でプロジェクトに関われるコストマネジメントの業務に惹かれ、あらゆる用途の物件に手掛けていてコストについても情報の量と質、両方で強みを持つ日建設計への入社を決めました。

将来のコスト管理のキャリアを見据え
プロジェクトマネジメント部で知見を積む

入社後、私が配属となったコストマネジメントグループの業務は、建築全般についての理解が浅いと担当できない仕事です。そのため日建設計では、コストマネジメントグループに新卒入社すると、他部門に2年間所属し、様々な経験を積むジョブローテーションを導入しています。私も現在ジョブローテーション中で、プロジェクトマネジメントグループで3つのホテルプロジェクトを担当しています。プロジェクトの初期段階からオーナーズコンサルタントとして参画し、実現に向けたプロセス全般を管理します。プロジェクトマネジメント業務は、プロジェクトの企画や設計、工事、引き渡しの各フェーズにおいて、プロジェクトを進めるため必要な与件の整理、チーム編成や決定に至るまでのサポート、スケジュール管理等を行っています。また、コストの管理も大事な業務の一つであり、今後コストマネジメントグループに戻った後、これまでの経験を活かせるように意識しながら、任されたプロジェクトに取り組んでいます。

多角的にプロジェクトを俯瞰し
課題を解決しプロジェクトを前進させていく

現在関わっているホテルプロジェクトは、引渡しまでこれから何年もかかるものもあれば、年近く竣工予定の案件もあります。その中に、5つ星ホテルという最もトレンディな施設の誕生に初期段階から関わることができました。開業後の人々の反応を想像するとワクワクします。このような規模の大きなプロジェクトでは、関わっている登場人物や課題も多く、多角的にプロジェクトを俯瞰する必要があります。経験が浅い新卒入社の立場からは大変な時、厳しい局面もありました。しかし、課題を明確にして課題解決に向けた取り組みを任される中で、プロジェクトの実現に貢献できている手応えにやりがいを実感しています。また、近年ホテルは海外からの利用率が高いことを想定してつくるのが主流になっています。私が関わったプロジェクトの成果が、日本国内のみならず、訪日する外国の方々に愛される未来を想像すると、常に前向きに取り組むことができます。

過疎化・環境問題の解決へ貢献
高い専門性を追求していく

日建設計の様々な取り組みに触れて感じるのは、これまで培ってきたノウハウで地方の過疎化・環境問題等の解決に貢献できるのではないということです。たとえば、その地方でしかできないユニークな体験ができる魅力的な空間を作ることで、地方の過疎化解消にも寄与できると思います。SNSの普及・コロナ禍以降多様化された働き方によって、魅力があればアクセスしにくいところでも訪れる人が増えていくと想定されています。私が関わっているホテルプロジェクトでも、人気ホテルチェーンや初上陸ブランドが入ることで、そのエリアに多くの人々呼び寄せることができると思います。また、サステナビリティの観点から新築のみではなく、改修の成功事例も多くつくることで、過疎化のみならず環境問題の解決にも繋がると思います。このようなプロジェクトの成功に信頼度の高いコスト情報の提供は欠かせない要素です。 今までの業務を通じて得た知見をベースに、これからはコストマネジメント面でより高い専門性を追求し様々なプロジェクトの成功をサポートしていくことで、将来、過疎化・環境問題の解決にも貢献していきたいと考えています。

学生時代の私

大学進学を機会に、韓国から来日しました。学生時代はジムに通い、筋トレに挑戦していました。純粋に体力を付けたいと思ったからです。そのため、いつもタンパク質飲料を持ち歩いている学生でした。また周囲から歯磨き好きと言われていました。UVライト歯ブラシケースを携帯していたせいかもしれませんね。

OFFの日の私

珈琲が大好きです。酸味の強いエチオピア産が特に好きです。初心者ですが都内のコーヒーが美味しいカフェ巡りをやっています。最近の目標は、清澄白河エリア制覇。母親がこのエリアをとても気に入っています。また、昔の海外映画を観ることも好きです。

PREV

#01

笑顔になれる空間づくりを志す
コミュニケーションモンスター

桑名 俊輔

SHUNSUKE KUWANA

クライアント・リレーション&マネジメント部門

back to index

NEXT

#03

圧倒的なコミュ力を駆使してプロジェクトを仕切る
ギターを愛する意匠設計者

安福 賢太郎

KENTARO YASUFUKU

設計監理部門