INTERVIEW
#02
天真爛漫な委員長タイプ
齊藤 由姫
YUKI SAITO
設計部門(コスト管理からジョブローテーション中)
2020年 新卒入社
理工学研究科 建設工学専攻 修了
私が日建設計を選んだ理由
元々は建築設計への興味が強かったのですが、大学での建築生産系の研究を通じて、建物が建つ過程におけるコストや情報の流れなどに関心が高まり、コストマネジメントの仕事を志望。日建設計はコストマネジメントの新卒募集があったことや、スケールの大きい案件を手がけている点に惹かれて入社を決めました。
コスト管理のキャリアを見据え
現在は設計部門で腕を磨く
コストマネジメント業務は非常に専門性が高い上に、建築全般のことに理解が深くないと担当できない仕事です。そのため、日建設計では、新卒でコストマネジメントの部署で採用された社員は、まず、本人の適性に応じて他部門にジョブローテーションをし、約2年の経験を積みます。私は現在、設計部門で2つのプロジェクトを担当しています。ひとつは大規模再開発プロジェクトでの設計条件の整理で、この仕事を通じて建物を建てる前段階にも地道で多様な協議や準備が必要なことを痛感しています。もうひとつは、中規模施設の増築・改修プロジェクトで実施設計を行っています。私は新人が任せてもらうことの多い、階段とトイレの設計の担当で、法律上の要件を押さえながら、限られた空間の中でいかにしてより良い設計を実現するか、試行錯誤を重ねています。
目の前の仕事をしながら実感する、
未来の都市づくりを担う高揚感
大規模再開発プロジェクトでは、広大な敷地の中にどのように建物を配置すると効果的かといったディスカッションをすることがあります。この間も、私と同じ部門の先輩社員2名、都市部門の方を含めた計4名で、それぞれが描いた敷地の図面を持ち寄り意見を出し合いました。この案件が完了するのは20年以上先といわれており、非常に長期のプロジェクトです。その頃には今、一緒にディスカッションをしている先輩社員はおそらく退職する年齢になっていますし、私自身は今の先輩方くらいのベテランになっていると思います。それほどの長期スパンの案件で未来の都市づくりに関われていることに、心の底からワクワクしています。
仕事で関わるすべての人から
頼りにされるコスト管理を目指して
「コストのことなら君に聞けば間違いないね」と、社内の人からそう言ってもらえるコストの専門家になることが目標です。まずは社内で信頼と実績を積み重ねてくことで、いずれは「日建設計は設計やマネジメントだけではなく、コスト面でも安心して任せられる会社」という社外からの評価も高まっていくのではないかと思います。日建設計の多岐にわたる社会課題を、コストマネジメントの立場から解決していくことにもつながると考えています。もちろん、日々漫然と過ごしているだけでは叶えられないことなので、日建設計の先輩方の多くが普段からしているように、様々な情報にアンテナを伸ばしたり、いろいろな勉強や経験をしたりしながら自己研鑽を続けていこうと思っています。
学生時代の私
大学4年生のときに自分の大学の生協学生委員会や、全国の生協学生委員会の活動を支援する学生事務局に所属していました。そのせいか初対面では生真面目で近寄りがたいキャラだと思われがちでしたが、普段交流のある人からは「気さくで快活だよね」と言われていました。
OFFの日の私
社会人になってからの休日は、一級建築士の資格取得に向けた勉強に多くの時間を費やしています。もちろん、それだけでは息が詰まってしまうので、気晴らしによく行くのがスーパー銭湯です。コロナ禍なので遠くへは行けませんが、ひとつの県の店舗を制覇するくらいハマっています(笑)。