INTERVIEW

#04

「俯瞰の目」を持つよう心がける
サッカーが大好きな設計者

中島 みづき

MIZUKI NAKAJIMA

エンジニアリング部門 監理グループ
(設計部門からジョブローテーション中)
2017年 新卒入社
創造理工学研究科 建築学専攻 修了

私が日建設計を選んだ理由

大学で建築デザインを専攻していたので、これまでの学びを生かせる仕事に就きたいと考えていました。規模もやりがいも大きい仕事に関わることができると思ったことが志望した理由です。また、学生時代に日建設計でアルバイトもしており、社員が気さくに話しかけてくれたことや、自由な服装など、オープンでフラットな社風に触れたことも後押しとなりました。

過去に自分が設計した建物を
監理者として第三者視点でチェック

入社して最初の配属は設計部門で、3千平米程度の小規模案件から1万平米クラスの中規模案件の設計や、短期集中的にコンペなどを担当しました。4年ほど経験を積み、設計以外の分野にも視野を広げたいと考え始めた頃、ジョブローテーションで監理グループに異動しました。設計部時代に大学の図書館の設計を手がけたのですが、今まさにその建物の施工現場に監理として派遣されています。監理者のミッションとは、設計図通りに建物が施工されているか、工事を行う中で品質が確保されているかなどを第三者の視点で確認することです。自分が設計した図面を改めて監理者として見直すと、当時は検討が至らなかったところなどが見えてきて学びが多いです。また現場で施工者の方と細部にわたる打ち合わせを重ねながら一緒に建物を作っていく感覚は、オフィスの中で設計をしていたときとはまったく違う楽しみや迫力があります。

校舎建て替えコンペで勝利を掴み
設計者として母校に帰る

現在通っている現場もそうですが、ご縁があり母校の校舎建替えプロジェクトにいくつか携わっています。その中でも、出身大学の校舎建て替えコンペではこの先ないのではないかというほどに濃密な時間を過ごしました。既存の校舎を一部保存しながら増築することや、法律上クリアしなければならない課題が多い難しい案件でしたが、社内のOB・OGでチームを組み、役職や年次の垣根なく意見を出し合った毎日は、本当に大変ながらもとても充実したものでした。それだけに、特定の連絡を受けたときの喜びと感激は、この先もずっと忘れることはないと思います。思い入れの深い場所を更地にして、新たな建物を建てることに一抹の寂しさがあります。ですが、身近な場所だからこそ、それを自分たちの手でより良くしていくことができることに大きなやりがいを感じます。そのようなチャンスが日建設計には多くあるのでおもしろいです。

より多くの人の幸せのために
次の時代のさらに先まで見据える

日建設計は不特定多数の方々が利用する建築を手がける機会が多いため、私たちの仕事の成果が街の在り方や未来、そこに住む人たちの生活に大きな影響を与えることになります。設計者である我々はクライアントの要望を叶えつつ、より多くの人たちに愛されるものを俯瞰的な視点からを提案できる立場にあります。一つひとつの課題に向き合い、解決しながら、ひとりでも多くの人を豊かにできる仕事をしていきたいです。目先のことだけではなく、100年先、さらにその先まで見据えながら、これからも取り組んでいきたいと考えています。

学生時代の私

建築系学科の学生の多くがそうだと思うのですが、課題や研究に明け暮れる毎日でした。それでも、学校に泊まって夜中まで議論を交わしたり、みんなで近くの銭湯に行ったり、今思えば良い思い出ばかりです。大学院のときに1年ほどイタリアに留学したこともありましたが、留学中もやはり課題漬けで、どこの国の建築学生も同じなのだなと思いました。

OFFの日の私

Jリーグが大好きで地元のクラブを応援していて、ホームゲームでは必ずスタジアムに足を運びます。週末の試合結果が翌週の仕事の調子にひびかないようにがんばっています!

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#03

建築の魅力とその社会価値を
語らずにはいられないアイデアマン

沢田 聡

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#05

建築物の品質に徹底してこだわる、
子煩悩で海を愛する監理技術者。

鈴木 弾

DAN SUZUKI

エンジニアリング部門 監理グループ