INTERVIEW

#04

人当たりの良さが周りを明るくする
歌好き、筋トレ好きの意匠設計者

和田 祐樹

YUKI WADA

設計監理部門
2019年 新卒入社
創造理工学研究科 建築学専攻 修了

私が日建設計を選んだ理由

学生時代、設計事務所やゼネコンでアルバイトをする中で、社会的にインパクトのある仕事をしたいと思うようになりました。日建設計もアルバイト先の一つでした。社員の方々に触れる中で、その自由でオープン、伸び伸びとした雰囲気に憧れを抱きました。組織全体にクリエイティブを生み出しているという熱気が満ちており、自分もこの組織の一員になりたいと思い入社を決めました。

自ら設計した建物の現場監理
目の前に建物が建ち上がっていくやりがい

現在、設計を担当した建物の現場監理2案件に加え、オフィスビルと研究所の設計業務を担当しています。現場監理の2案件は、入社直後から参加したプロジェクトで、入社早々、先輩に指導を受けながら設計実務を担当しました。最初に取り組んだのがオフィスビルで、全フロアにワーカーが利用可能なバルコニーを設けるなど、執務空間の快適性を重視しました。もう一つの案件は、都内有数のターミナルに接続するビル。多数の方々が利用することから人の流れに配慮したデザインを採用しました。現在工事が進行中であり、私は現場監理担当として、設計した建物が設計図通りに施工されているかチェックを行っています。自分が描いた設計図、イメージが目の前で日々建ち上がっていくことに、大きなやりがいを感じています。設計のプロジェクトでは、クライアントと直接会話しながら建物の骨格を決めていく段階のため、何度も打ち合わせを行い、要望を形にしていっています。計画は流動的に変わっていきますが、着実にニーズに応える建物に近づいているという実感があります。クライアントの要望以上のもの、期待を超える提案を心がけています。

スタジアム建替えのプロポーザルに参加
日建設計の設計者が持つ圧倒的熱量を実感

私が所属するチームはオフィスビルの設計が中心ですが、入社3年目にスタジアム建替えのプロポーザルのメンバーに選ばれ参加したことが、強く印象に残っています。多くの企業がプロポーザルに参加する中、日建設計も複数の会社でチームを結成して参加しました。それぞれの専門性を持ち寄って提案を作り上げていく中で、建築設計は一人の力ではできないことを再認識しつつ、全員で一体となって設計を進めるスピード感にとてもワクワクしました。その勢いに圧倒されつつも、自分もなんとか力になろうと毎週のようにデザインの提案を行いました。最終的にはコンペティションで他社に負けてしまいましたが、私にとってこのプロポーザルへの参加は、設計者としての姿勢や考え方の大きな節目になったと感じています。

日建設計というプロ集団の中で
社会にインパクトをもたらす建物を

日建設計が携わっている建物は規模も大きく、社会的なインパクトが大きなものが少なくありません。建物内には日本初の技術などが導入されることも多く、自分たちが検討した内容が、今後の日本建築の先駆けとなることもあるため、責任感を持ちつつ検討する必要があると思っています。また、設計にあたっても様々な分野のプロフェッショナルが社内にいるからこそ、現状当たり前になっている部分に疑問を投げかけ、新しいプロトタイプを提案できる会社だと思います。私自身は入社6年目になり、中堅の位置に近づきつつあります。自分一人で設計を完遂できる、本当の意味での独り立ちを目指し、入社当初からの夢である、社会にインパクトを与えるような建物に携わっていきたいと思っています。

学生時代の私

学生時代は大学の課題や研究に没頭するかたわら、アカペラサークルで6人組のアカペラグループを組んで、大阪、仙台、金沢など全国のイベントで歌い、踊っていました。担当はボイスパーカッション。元々人前に出ることが嫌いではなかったため、精いっぱいアイドルになりきっていました。今でもたまにスタジオに集まって、歌を歌っています。

OFFの日の私

新人の頃に始めた筋トレが趣味です。最初はダイエット目的で始めましたが、一時期は毎日のようにジムに通うほどのめり込んでいました。以来5年間、今は仕事帰りに20分だけベンチプレスをするなど、細く長く続けようと心がけています。ただ食事に気遣うことは習慣化し、食事は自炊が増え、外食はめっきり減りました。

PREV

#03

圧倒的なコミュ力を駆使してプロジェクトを仕切る
ギターを愛する意匠設計者

安福 賢太郎

KENTARO YASUFUKU

設計監理部門

back to index

NEXT

#05

建築物の品質に徹底してこだわる、
子煩悩で海を愛する監理技術者。

鈴木 弾

DAN SUZUKI

エンジニアリング部門 監理グループ