INTERVIEW

#09

総合力を生かして業務に臨む
うさぎ好きな設備エンジニア

谷川 あゆみ

AYUMI TANIGAWA

エンジニアリング部門 設備設計グループ
2017年 新卒入社
理工学研究科 開放環境科学専攻 修了

私が日建設計を選んだ理由

OB訪問などでお会いした日建設計の社員の方たちの素敵な人柄に惹かれたのがきっかけで興味を持ちました。大学でロボットづくりをしていたこともあり、建築という一品生産のものづくりに魅力を感じたことも入社の決め手です。

建物の用途に適した
設備配置や電源供給計画を担当

照明や空調など、建物内の電気を使うすべてのものに電源を送る計画を担当しています。クライアントから要望を引き出し、使い勝手を考慮した上でそれぞれの建物に適した設備配置・電源供給計画を導き出す作業は、根気と頭脳を要します。また、専門的な知識を扱うことも多く、それを電気の専門家ではない人にもわかりやすく説明する必要があります。コミュニケーション力やマネジメント力、イレギュラーにも動じない冷静さなど、総合力が求められる仕事だと感じています。

インテグレーションのおもしろさを実感した
とあるオフィスビルのプロジェクト

入社1年目のときに担当したある会社の自社ビル設計プロジェクトで、建築、構造、設備、ランドスケープ各部門のメンバーでコラボレーションしながら仕事を進めるおもしろさを経験することができました。このプロジェクトでは、クライアントの社員の方とのワークショップを開催し、理想の働き方を伺いながら、それを実現するための様々な工夫が盛り込まれました。設計チームの打ち合わせでは、多くのユニークなアイデアが飛び交い、クライアントもそうした提案に高い興味を示してくださいました。チームのアイデアが結集し完成した建物は、人や環境への配慮が細部に込められた、まさに一点物であると感じられ、感動したのを覚えています。

日建設計の一員として
心がけておきたいこと

建物は、造る段階においても、完成して使う段階においても、相当な量のCO2を使用します。脱炭素社会というキーワードをよく耳にするようになってきた昨今ですが、日建設計では早々に「気候非常事態宣言」を発表し、課題意識を持って取り組みが進められています。私の所属する設備設計グループでも、計画中のプロジェクトでなにか脱炭素に関する取り組みができないかと、クライアントから相談を受ける機会が増えています。設備では従来から環境配慮や省エネについて高い技術を積み上げてきた実績もありますが、人々の行動変容を促すなど、今後はより運用に踏み込んだアイデアが求められると考えています。環境を左右する事業に携わるひとりとして、かつ1ユーザーとして、なにか環境のためにできることはないか考えることを常に意識したいです。

学生時代の私

ロボットの開発コンペやアイデアコンペによく参加していました。子ども向け科学教室のお手伝いや小学校の林間学校の引率をしたこともあります。いろんな経験をしたかったので、少しでも興味を持ったことには積極的に関わるようにしていましたね。

OFFの日の私

動物が好きで、家ではうさぎとよく戯れています。脚力が強く、最近、全長70cmくらいのキリンの置物にも飛び乗るようになったのでケガをしないか心配です。動画サイトで動物のドキュメンタリーやおもしろ動画を見ていることも多いです。

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