INTERVIEW

#23

持ち前のポジティブさを武器に
一人ひとりが働きやすい環境づくりを
目指すコーディネーター

酒本 康弘

YASUHIRO SAKEMOTO

コーポレート部門 コーポレートグループ
2020年 キャリア採用入社
経済学部 経済学科 卒

私が日建設計を選んだ理由

鉄鋼メーカーの工程部門と総務部門で11年の経験を積んだ後、新天地でさらなる成長を図るために転職を決意。母校や前職の勤務先一帯のビル群を日建設計が手がけたことを知り、自身も社会に大きな価値を提供する一員になりたいと考え志望しました。

誰もが気持ち良く働ける
環境の整備に取り組む

日建設計のすべての人たちにとって働きやすい環境を実現することが、コーポレート部門が担うミッションです。私は人事担当者として、社内の労働環境の整備に関わる幅広い業務を手がけることでミッション達成に尽力しています。私が入社して初めて担当した仕事は「同一労働同一賃金」への対応でした。入社時点で対応はほぼ完了していたので、私が担当した範囲は全体のごく一部に過ぎません。しかし、当社で働く人の待遇の見直しという重要なテーマを扱うので、緊張感を持って仕事に臨みました。大変な業務でしたが、当社の従業員の働き方や給与制度、人事の基本的な部分を学ぶことができる有益な機会だったと感じています。その後はコロナ禍を受けた新しい働き方(フルフレックス制度導入・リモートワーク制度改定)や労働関係法改正の対応、新卒採用リクルーター、RPAを用いた業務効率化など、様々な仕事や取り組みに従事。誰もが快適に働ける環境の整備に日々努めています。

前職で培った調整力を
現在の業務にも活用

前職で長らく生産計画や不動産管理等で社内外の交渉に従事してきた私が、特に胸を張って誇れるスキルが調整力です。日建設計でも社内外との交渉事や調整を担当する機会があるので、前職で培ってきたこの力は様々な場面で役立っています。以前にも、あるシステムを導入する際、先方担当者と粘り強く調整を重ねた結果、導入コストを大幅に削減することができました。その際に上司や同僚から感謝の言葉をもらい、嬉しいような恥ずかしいような心地になったのを覚えています。入社前は「これまでの経験を日建設計でどう生かせるだろう」と少し不安に思うこともありましたが、周囲のメンバーが自身の特性を理解してくださり、こうした仕事でうまく長所を役立てられていることにやりがいや喜びを感じています。

残業削減だけではまだまだ不足
目指す理想はもっと先にある

新卒採用リクルーター活動の一環で学生の方と接する機会が多いのですが、その中で「日建設計は残業が多いイメージがある」と聞くことがあります。確かにかつてはそうしたこともあったようですが、現在は大幅に改善されて久しい状況です。しかし私の上司の念願は「残業ゼロ」であり、私もその達成を理想ではなく現実的な目標として掲げています。残業ゼロに加えて、働く時間の選択肢を広げ、リモートワークのさらなる推進も図れば、今よりさらに仕事と育児介護だけでなくあらゆるプライベートとの両立もしやすくなり、個人のライフステージに合わせた働き方が実現できるでしょう。当社が設計や都市開発等の分野だけでなく、こうした先進的な労働環境のデザインもリードしていければ、社会全体の在り方に一石を投じることができると信じています。

入社して感じたこと

前向きな提案は積極的に吸い上げてくれる社風だと感じます。社内交流を促すためのピアボーナスのトライアルも「360度評価を取り入れられないか」という若手同士の話し合いが発端で実現しました。

OFFの日の私

最近はコロナ禍で、なかなか行けていませんが、プロ野球を観戦しながらビールを飲むことが好きですね。プロ野球選手名鑑片手に監督気分で観戦しています(笑)日建設計が手掛けた東京ドームで大ファンだったイチロー選手の引退試合に立ち会えたことは忘れられない思い出です。

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