INTERVIEW
#20
世界で躍動するオールラウンダー
渡辺 愛美
MANAMI WATANABE
コーポレート部門 コーポレート企画グループ2012年 新卒入社
法学部 政治学科 卒
私が日建設計を選んだ理由
街づくりや都市景観といったテーマに興味があり、ディベロッパーの企業研究をする過程で日建設計のことを知りました。最初は文系出身者が働くイメージが持てなかったのですが、都市部門や新領域開拓部門、コーポレート部門など活躍の場が多いことを知り志望しました。
オーストラリアで
ビジネスディベロップメントを担当
2021年の9月から業務提携しているオーストラリアの設計事務所に出向し、ビジネスディベロップメントを担当しています。現地では社外への広報活動や受託機会拡大のための施策などを主なミッションとして活動しています。現在、当面の目標として取り組んでいるのが、オーストラリア内外に点在しているスタジオを一つの組織として一体感を持たせることです。連携体制を整備し、スタジオごとのナレッジやノウハウを拠点間で共有できれば、より一層の生産性・創造性の向上を図ることができると考えています。将来的に、この取り組みを国内の各拠点に対して活用することで、日建設計のさらなる発展に寄与できればと考えています。
様々な部門で磨いた多様なスキルが
困難を打開する大きな武器になる
私はいろいろなことにチャレンジしたいタイプなので、これまでに様々なグループへの異動を希望し、数多くの仕事を経験してきました。入社直後は都市部門の配属で、駅前再開発のプロジェクトや、駅まち一体開発の実績を紹介する雑誌の出版業務を担当。その後、契約管理部では主に契約書のチェックやリスクの洗い出しなどを行い、経理部ではタイの現地法人の立ち上げという貴重な経験をしました。直近では、人材マネジメントチームで、ここでもこれまで経験したことのないビジネスディベロップメント領域に挑戦しようとしています。今まで様々な仕事に取り組む中で、必要に応じて経理・財務や法律の知識、英語、IllustratorやInDesignのスキルなど、幅広く身に付けてきました。一つひとつを100％究めているわけではありませんが、こうした多彩なスキルが、現在直面している難題をクリアする上での強みになっています。いろんなスキルを活用することは非常にやりがいがあり、これまで自覚していなかった自分自身の可能性に気付けることにも醍醐味を感じます。
会社の魅力向上を牽引し
日建設計の未来を創る
今後、重要となるのは海外進出の戦略だと考えています。海外に拠点を新設するという意味でもそうですし、外国籍の社員をさらに増やしていくことも大きなポイントとなるでしょう。そのためには、外国籍の社員にとって働きやすい環境を整備することが不可欠です。そして、人事、経理、総務などバックオフィス系業務の中核であるコーポレート部門は、そうした環境整備をリードしていく立場にあります。非常に責任のある仕事であると同時に、日建設計の未来を創れるスケールの大きな仕事でもあります。これからも現状の課題を見極め、解決していくことで、日建設計の魅力向上に貢献し続けたいと考えています。
学生時代の私
多様な分野の講義が履修できる学部だったので、様々なことに興味を持つ私としては、大学時代の勉強はとても楽しいものでした。都市景観に興味を持ったのは大学で聴講したゼミがきっかけでした。これが日建設計に入社した一因にもなっています。
OFFの日の私
月に1度、写真の講座に参加しています。カメラの技術の話よりも、いかにして他に類を見ないアートを作るかに重きを置いた一風変わった講座です。アートを追求する上での選択肢や幅を広げるために習得したPhotoshopのスキルは、オーストラリアに赴任してからも役立っています。
