INTERVIEW

#21

会計知識を経営企画に生かす
勉強家のクワドリンガル

金 成官

CHENGGUAN JIN

コーポレート部門 コーポレート企画グループ
2020年 キャリア採用入社
経営管理研究科 修了

私が日建設計を選んだ理由

母国の中国で総合電機メーカーに就職し、パキスタンの発電所建築現場で財務を担当。5年間勤務したのち、専門知識の不足を感じていたことと、かねてより挑戦したかった海外留学を決意し、日本の大学院で修士号を取得しました。日本で就職活動を行い、前職での建築現場の経験と財務の知識が生かせる日建設計に入社しました。

会社をより良い方向に導くための
多種多様な業務を担う

経営企画として多岐に渡る業務に携わっています。会議の運営・対応をはじめ、人員計画の策定、働きがいに関する意識調査などを担当。入社した翌年の2021年は経営計画策定があり、各タスクフォースの資料のまとめや、予測財務諸表および連結予測財務諸表の作成を手がけました。経営企画の仕事の特徴は、業務内容の幅が広いうえに、類似した仕事が少ない点です。必然的に経験したことのない仕事をするケースが多くなるので、任された仕事に関する知識を短期間で習得し、仕事に対応できるようになるための努力が欠かせません。学習意欲や情報収集力が仕事のクオリティに直結する職務だと感じています。

自分の長所を的確に把握し
今の仕事と未来に生かす

私の強みは「建築現場における財務担当しての経験」と「勉強する能力」だと自負しています。前職で携わった3社合同のプロジェクトでは、パキスタン現地の会計監査に対応するために連結財務諸表を作成。その経験を通じて習得したノウハウと、日本で新たに学んだ簿記の知識は、経営計画の連結予測財務諸表の作成で非常に役立ちました。会計の知識は中国で学部時代に学んでいたものの、国によって勘定科目の運用や決算時における税金の処理は異なります。日本で簿記の資格を取得して日本の会計・経理に対する理解を深めたことは、連結予測財務諸表の作成に役立っただけではなく、今後に向けたスキルアップにもつながったと感じています。

社内の人たちへの貢献が
広く社会に貢献することにもつながる

日建設計は、建築の設計監理、環境に配慮したエンジニアリング、都市デザインなどを通じて社会に貢献している会社です。その中でもコーポレート部門には様々なミッションを担うグループがあり、労働環境の整備、時代に合わせた新たなルール作り、分析や資料作成、情報収集や情報提供など、それぞれの役割に日々取り組んでいます。こうしたポジションから事業や人をバックアップすることで、私たちは日建設計の一員として間接的に社会貢献を果たしています。これからも自分の役割に真摯に向き合いながら、いずれはより経営に近いところでの仕事や、ジェネラルマネジメントにもチャレンジしていきたいです。そうして幅広いスキルを身に付け、日建設計やそこで働く人たち、そして社会に貢献し続けたいと考えています。

入社して感じたこと

まずお互いを役職で呼ばない点に驚きました。どんな立場の人でも“さん”付けで呼ぶので、それが社内の雰囲気の良さにつながっていると思います。私が学んできた4か国語の中で日本語が一番得意ではありませんが、それが全然気にならないくらい毎日気持ちよくコミュニケーションできています。

OFFの日の私

サッカーやバドミントン、バスケットボールなどのスポーツが好きなので、コロナ禍の前は同じスポーツ好きの人を誘って一緒に汗を流していました。旅行も好きなのですが今は状況的に遠出ができないので、落ち着いたら家族を連れていろんなところに出かけたいと思っています。

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